羽曳野 松田亮 BL小説
「……そういえば、このところずっと忙しくて、したいと思う暇すらなかった」。低い声音で咎めながら睨まれて、反射的に首を竦めた。そして、カイゼルの腕の中にいる自分を。ただ、腰布を取られて前をガバリと開かれるとなると話は別で、さすがに恥ずかしいものを感じた。凛太郎が聖の手を引いた。――それだけの罪を犯したのだ。「何言ってんの!?ダメったら、ダメ!僕、二人と違ってあんまり頭良くないんだから、せっせと勉強しないといけないんだよ」。
「………」。その身体に伸しかかりながら、こんなにも自分が欲情するのは『拓哉』だからだと感じていた。
不満そうな表情をしている海の頬に、佳文はキスを贈る。鷲鬼を取り囲むように残った側近たちは、みな言葉を失っていた。たった鳥肌が、少しずつ湯に変わる中で消えていく。カイゼルの瞳と瞳が出会っても、諒が動揺することはもうなかった。
青い青い瞳。
「きゃあああ見たい見たい!」。海の神『海王』が住む海王宮からは、目が眩むほどの華やかな色とりどりの光が放たれていた。「男たちを手玉にとれ」の前にまで遡って、桜庭は不快を露わにした。現在嘉瑞が部長を務め、大会優勝に向かって心血を注いでいる野球部は、シャレにならないほど弱い。もしも自分が君を抱いてしまったら、君はわたしを殺す時に心を痛めはしないか?と。じりじりと体を押さえつけられる。
ボーイズラブ小説作品紹介
いにしえの時代、天界は光に満ちた楽園であった。天使ユダは、一際優れた力と誇り高い精神を持ち、同じ志の仲間達と大神ゼウスに仕えていた。だが最近、ゼウスの命により天界には不穏な空気が流れ、ユダもその命に疑問を持ち始めていた。更にゼウスは地上の動物を支配する「六聖獣」。候補にユダたちを選び……。天使たちの壮大な編年史が、今始まる―――
タイトル:セイント・ビースト起源〜ORIGIN〜
著 者 名:有栖川ケイ
レーベル:ビター・ヴァレンタイン
発 行 元:フロンティアワークス
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松田亮の最新関連情報
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