キャーキャーキャー 安田章大 少年愛小説


素早く部屋の隅に立っているギャラハーに目配せする。「ケイ、ン……」。

七重は迷う間もなく、答えた。「俺は……」。こういう質問は、する方も答える方も、なんとなく気まずかったりするものである。「仕掛けてくるだけだ……って、そんな簡単な……」。「い、いやっ、別に、なんでもないよっ」。「……人工の照明みたいだ」。キスのあと、雅の誘いをはぐらかされたのは、やはり仕事があったのかと胸の内で落胆する。

「でも……」。大きな手にひかれるようにして、七重は勇一郎と歩いた。「嘉瑞は本当に情緒がないよねえ」。彼女がいたこともあったけれど、それは遠い遠い昔のこと。雪のような白い肌。奏の体が、びくん、と震える。

「愛してるよ…春樹」。泣かれると思ってぎりぎりまで黙っていた。

昼間の熱気は嘘のように冷めていて、頬を撫でる風は涼しかった。あごをつかまれて、そのまま、ベッドの上に押し倒された。胡桃は目を閉じて、青嵐に体をくっつけた。「どうであった?海底の様子は?」。

しばらくして目を開いた拓哉は、両手を拡げてくるむように彼を抱きしめた。


ボーイズラブ小説作品紹介


17歳のリールは、ある王国の第三王子。念願かなって日本に留学することに。同行する10歳上の目付役アリに恋をしている。アリを独占したいリールは、子供っぽくわがままを連発するが、大人の彼には効果なし。アリを困らせようと、ルールは一人で夜の街へ……そんな王子サマには、スペシャルエッチな教育が待っていた……。過激ラブロマンス!

タイトル:王子と下僕
著 者 名:葵ゆきの
レーベル:アクア文庫
発 行 元:イースト・プレス

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